画像生成でいちばん高くつく習慣は、いちばん自然な習慣でもあります。完璧なプロンプトを書き、大きなボタンを押して、祈る。うまくいくこともあります。たいていは惜しい1枚が出て、どの言葉を変えるべきか知るために、もう一度満額を払うことになります。
画家は最初から本番のキャンバスに向かいません。あなたもそうしないでください。最初の10分はスケッチブックで過ごし、本物のお金は1枚だけに使います。私たちが使っているループを紹介します。
4拍のループ
- 小さく下書きする。 安いテキストから画像のモデルを使います。たとえばp-image。フォームはプロンプト、アスペクト比、出力形式、シードだけ。いじるところが他にないのが狙いです。
- 目を細めて選ぶ。 同じアイデアでいくつか下書きを作り、サムネイルまで縮めます。部屋の向こうからでも形が読めるものを残します。
- 変えるのは1つだけ。 被写体、光、アングル、パレットのどれか。2つ同時はだめです。どれが効いたか分からなくなります。
- 昇格させる。 勝ったプロンプトを同じアスペクト比のまま、納品に使うモデルへ送ります。たとえば1k、2k、4kで描けるNano Banana 2.1です。
シードを実験台として使う
ドラフト用モデルにはシードの欄があり、-1はランダムの意味です。実際の数字を入れると、同じプロンプトから毎回同じ画像が出ます。当てずっぽうが実験になります。シードを固定して言葉を1つ変えれば、画像で動いた部分がその言葉の効果です。
シードはプロンプトの横にメモしておきましょう。ドラフトが9割できているとき、明日そこへ戻れます。
最終形と同じ形でドラフトを作る
このドラフトモデルは1:1、16:9、9:16、4:3、3:4、3:2、2:3、または256から1440ピクセルまで16刻みの幅と高さを選べます。先に画像の行き先を決めてください。正方形で作ってあとでバナーに切り抜くと、選んだばかりの構図を捨てることになります。
一晩で試す3つのプロンプト
A yellow rubber duck captain steering a wooden bathtub ship through storm waves made of soap foam, dramatic sunset, wide shot, toy photography.A yellow rubber duck captain steering a wooden bathtub ship through calm water, pale pink dawn sky, wide shot, toy photography.Close-up of a rubber duck captain's tiny hat with brass buttons, soft window light, shallow depth of field, toy photography.ラウンドを節約するコツ
- ラウンドに名前を付ける。 構図、光、パレット、ディテール。名前のないラウンドには問いがありません。
- ピクセルではなくサムネイルで判断する。 小さくして見えないなら、悪いのはモデルではなくプロンプトです。
- 効いた言葉のメモを残す。 コピーした長いリストより、信頼できる3、4個のフレーズのほうが強いです。
- 振り直さずに編集する。 ほぼ正解のドラフトは、全部を池に投げ返さず、1枚から5枚の参照画像を受け取るp-image editのような編集モデルに送ります。
正直な限界
ドラフトはアイデアのスケッチであり、最終画像のプレビューではありません。モデルが違えば同じ言葉の読み方も違うので、昇格すると色や質感、とくに画像内の文字が変わることがあります。大きなモデルで1、2回の手直しを見込んでください。それでもループは得です。すでに信頼できる構図とパレットを持って臨めるからです。
勝った1枚ができて、それに似た画像があと10枚必要になったら、マスコットを一貫させる方法を読んでください。


